【淫夢の館〜囚われの未亡人〜】





わしの顔に何かついているか?

え?あぁ…いや、ただ化粧してるんだなって。

貴様には関係のないことだろう…

いいね、その顔、そそるぜ?

っ!!からかうのはよせ!

からかってなんかねーよ、

っ!何をっ…!

もったいねぇなぁククク…
死んだ奴のためなんかに化粧なんかしなくったっていいじゃねぇか
…それともまだそいつのことが忘れられねぇのか?

…。忘れられるわけなかろう…

フン…
なら忘れさせてやろうか?















指2本か…キツイな…

ッ…!!あっやめっ…!(ビクッ)

なんだよ…奥さん自分でしてねぇの?
ほらココ自分で擦ったりして、

!!や、やめろ!!退け!
その汚い指を抜け!!!!

んだよ…
ずっと一人で寂しかったんだろ?
ココも相当堪ってるみたいだし…
俺が慰めてやるよ…

ふざけるな!!
ッ貴様…!!いい加減にしないと人を呼ぶぞ!
どうなるか分かっているのか!?

さぁね、
でもまぁそうしたら俺は、『欲求不満の人妻に押し倒されました』って言うだけだがなぁ…

!!

さぁてどっちの言い分を聞くだろうねぇ?
おれぁまだ見ての通り若いし、ココへは奥さんに呼ばれてきたんだ。

人妻が若い男を囲うのは珍しくねぇ、
ましてや夫は死んじまってるんだ。

…。

ほら、ココもいい感じに解れてきたぜ?
久しぶりで痛ぇかも知れねぇけどよ、奥さんも好きだったろ?
すぐに気持ち良くなるぜ…(ズッ)

ぐっあああぁあっ!!
あっああぁ――――っ…!!


久しく味わっていない肉欲が与える快楽は、押し殺してきたはずの《女》を目覚めさせた。

あの人じゃなくても―… 自分はこんなにも感じてしまう―…

自分は、もう誰にでも体を明け渡すような女になってしまったのだろうか―?

このままこの男と落ちてしまうのだろうか―?

 

移ろい逝く思考の果てで、
アルベルトはその意識を手放した―…。











あっああぁ…
くっ…

おっさんも慣れてきたなぁ…
ほら、入れてやるから舐めな、

…ん、くっちゅぷっくぷっ…

へへ…もうあいつのことはすっかり忘れちまったか?

…ぷはっ(ズルッ)
ん…その話は、よせ…
こんな時に…

ニヤッ…
くくく…
好きだぜ、愛してるぜ、アルベルト―…(チュ)

…んっ…(チュッチュク…)

あぁ…あの時も、こんな風にキスしてたな…

…?

この紅の色、真っ赤なルージュひいてさ、クリスマス…だったから、貰ったんだろ?

何の話だ…?

家出るときいつものように、キスしてさ、おっさん笑ってたなぁ…

…何のっ…!!(ハッ)

白い、高そうな車乗って、早めに帰るって…
そう言ってたんだろ?

貴様っ…!それはっ

笑っちまうよな。
早めに帰るもなにも、二度と家には帰れなかったんだから…

まさっ…!!ムグッ…(口を押さえられる)

あのペシャンコになった車覚えてるか?
俺は覚えてるぜ…
その前の、あの通りを、おっさんの待ってる家に飛ばして帰る車も…

っ…っ…!!(涙が溢れてくる)

あの時あのクレーンを操作してたのはなぁ…
俺なんだよ…

わざと、鉄骨を束ねる紐を緩ませてなぁ…
おっさんが帰るあの時間にシフト組ませてもらって…
会社の方もよ、まさか19のガキが重機操作してたなんて言えねぇからなぁ…ククク
俺に容疑なんてかかりもしなかった…

っ―――……!!(声にならない悲鳴)

あれは…事故じゃねぇんだよ。
俺が、俺がやったんだ。
俺が、おっさんを、
アルベルト―…お前の、夫を、

殺したんだ―…


っっっ―――――!!ギリッ…
ガッ(口を押さえていた手を振りほどく)
きっ貴様ああああアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!


あんたが…
あんたがいけないんだぜ?
くくく…今でも覚えてる…
おっさんの乗ったあのペシャンコの車見たときの、おっさんの顔―…
眉一つ動かさず、涙ひとつも浮かべずに、ただ、ただ見つめてた…

何故っ!!!!!何故セルバンテスを!!
何故わしをっ……!!!!
こんなっっっ―…!!

見ちまったからなぁ…
この家の前通った時に、あんたが窓際であのおっさんと、幸せそうにヤってたトコロ…
あの時のおっさん最高に色っぽくてなぁ…
俺ぁ欲しくなっちまったんだよ…
その顔を一番近くで見られる権利を…

そんなっ…!!そんなものの為に!!
セ、セルバンテスを!!(ングッ)

(チュッ…クチュッ)…ぷはっ…
その名前を…二度と呼ぶんじゃねぇよ…そいつはもういねぇ…ニヤッ
今お前の目の前にいるのは俺だ…

っ…!! …。

責任とってくれよ、
たった19のガキに殺人、犯させた、セキニン…

ほら、イかせてやるよ、
愛した夫を殺した、殺人犯のペニスでなっ!!(ズプッ!!)

イッ!やぁ…やめろ!!
やめろおおおおおお!!!
イヤだああああああああアアアアアああああ…っ!!!!!

フン…何を今更…
コレで何度も、イったくせに!!(ズッズッズッズ)

あっがぁ…!!ああぁあ!!

もう今更…遅ぇんだよ…
なにもかも、後悔したって、俺があんたを見つけちまった時点で、もう決まってたんだ。

あんたは俺の物だ。

今までも…

これからも…

全て……

 

なにもかも…

なにもかもが…
遅かったのだ。
もうすでにわしは、こいつに捕らわれていたのだ。
もう逃げられない。
出口など存在しない。
その深い闇を…わしはただもがくだけ…。

あぁ…もうお前の顔さえ、思い出せなくなってしまうのだ…

それはわしの罪。
美しすぎた…人妻の罪…

 


END…





































こんな漫画が描きたかったんだよオオおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!
うわあああああああん萌える!!
良くね?良くね?!人妻良くね???!!!!!!!
(美しすぎた人妻の罪で何人鼻水吹いたんでしょうかwwwwww(イヤ大真面目だけどさ!
これ本の後ろにのーせーたーいーなー!!
ていうかできれば漫画描きたい!!
口を押さえられて悔しくて涙ボロボロ流しながら話を聞くアルベルト様描きたい!!!!!!!!!!!!!

うー…クレーン免許交付は18歳以上でした…
19歳でも全然おkじゃん…


…ヒトヅマッテイイヨネ!(脱兎)


あ、あれが↑ノーマル、ハッピー(?)エンド。











バッドエンド。(さっきの続きから)
※鬱エンド注意※

 








ふふふ…

?…なんだ?何がおかしい?
狂うにはまだ早ぇだろ…?

貴様のような若僧が…
わしを手に入れたなどと思っているとは…
これ以上おかしいことはないだろう…くくく…ははははは!

!なんだ…?じゃあ俺がまだ手に入れられてないって言うのかッ!

この顔も、笑顔も、泣き顔も、全部俺は見たんだ!手に入れたんだ!!
そしてこれからも、おっさんは俺だけに見せるんだ…!

フンッ…確かに今までは、貴様に不覚をとった、が…
これからのわしまでを、やるわけにはいかない…(スッ)

おっさん何をっ…!!

(ザクッッ…ブシュッ!)カランカラン…ッ(ナイフの落ちる音)

!!うわぁっおっさん!どうしてっ…!!

―わしの首から吹き出す血を…眺めていた。
薄暗くなる視界に映るわしの瞳には、きっと奴の泣き顔が映っているのだろう…

しかしわしにはもう何も見えない。
見えるのは…お前の顔だけだ…

「セルバンテス―…」

指先も動かせなくなってきた…

あぁ…しかしコレで良かったのだろう…?

お前の、お前の記憶までは奪われなかった…

わしの、わしの幸せだった記憶…

「セルバンテス―…」

確かに…わしは貴様を愛していた…

それは誇っていいことだぞ…ふふ…

ただ一人…貴様だけを…

 

一面の赤の湖で、男達は呆然と立ち尽くした、
いや、正しくは男一人―…
ただその、赤い池を作る男の、首から流れる血を、眺めていた―…

眉一つ動かさず…涙ひとつ浮かべず…

 

 

BAD END…

 

 

 
















一番やっちゃいけない感じですね!
ヒィ!!ありがちといえばありがちだけれど自害エンドは戴アルで駄目だよ!!
ひぎイィ!!デモコレバッドエンドトシテハウマクイッタトオモッテイマスアウアウ…









































隠しエンド。

(ノーマルエンドの途中から)



あんたは俺の物だ。

今までも…

これからも…

全て……

 

なにもかも…

なにもかも…     アノ日と同じだ





―…

「アルベルト、君の全てを僕にくれるかい?―…」

ふん、その証がこの口紅というわけか?
ずいぶんと安く見積もられたものだな。

ふふふ…これはほんの証さ。
私が、君に服従する…証…(チュ)

ふん…ならばお前がわしの物になるということか?

私はそれでもかまわない―…いや、むしろそれを望んでいた…

君を…この窓から覗く君の横顔を見たときから、私は君の虜になってしまった…
そう…たとえ、君が人のものだったとしても…

…。

一丈青・扈三娘…彼女には悪い事をしたな…
彼女はもう二度と、日の光の元には出てこられないだろう…
ククク…んっ

んっ…(チュッ)

…どうしたんだいアルベルト?
君から接吻だなんて…珍しい…

…その話は…よせ…(チュ)

…ふふ…心が痛むかい?
君が罪悪感を感じることはない―…
君がやったんじゃない…私が、君に魔法をかけて…

んんっ…ふっ…(チュッ…チュクッ)

ふふふ…まだ魔法は解けてないのかい?
それとも、かけられたのは私の方か…(チュ…)

セルバンテッ…ほ、欲しぃ…ハァ…

おやおや…今日は積極的だね…
そうか…あの日からちょうど3年か…

わかったよ…今日は、早く帰る…
それまで…待っていてくれ…

愛しているよ…アルベルト…

…。

ブロロロロロ…(車が出て行く)

…。

…さよならだ…。セルバンテス…


わしも貴様を…

 





愛していた―… (キキィ――ッガシャアアァ―――ン!)





























 

 

 

 

知っていた…

やけにギラついた、獣の様な瞳で見る子供がいた事を―…

そしていつか…わしを奪いに来る事も…


「この顔も、笑顔も、泣き顔も、全部俺は見たんだ!手に入れたんだ!!
そしてこれからも、おっさんは俺だけに見せるんだ…!」


あぁわしは…あの時から…
扈三娘をこの手にかけたときから…


淀む水は、二度と流れを取り戻す事はない―…

色の混ざってしまった白の絵の具は

二度と純白には戻れない―…

その手を、その肌を、その吐息を、

合わせてしまった時から―…

逃げる術は存在しない。

そう、その瞳で、怪しく微笑まれたら―…

 

 


SECRET END…

 




























か、蟷螂夫人か!!(爆)wwwwww
うん、略奪愛、奪われる自分、失われる愛、恋人を不慮の事故で亡くした美しい未亡人という肖像に、捕らわれてしまった人妻のお話だったというシークレットエンド。
全ては人妻の思うがまま…
彼女の思うままに、魅入られた男たちは喰われていく…
そして彼女はますますその妖艶な美しさを増していく…


えへえへ男を食い物にする女の人大好き^^^^^
これ読んで何か感じたら谷崎潤一郎『刺青』しせいーお勧めするよ!
短編で10pくらいしかないから。
足フェチですどうもwwwwwwww^^^^^^^






でも一番好きなエンドはもろちんノーマルハッピーエンドだよ!!
ハァハァ!萌え萌え!!捕らわれの人妻ハァハァ

あなたはどのエンド(人妻)を選びますか?