目を開けて見る白い夢
※ベッドの上、アルベルトが眠っている。
「ただいまー…」
微かな香の匂いと、懐かしい声に目を開けると、そこには笑みを湛えた男の顔があった。
それは、見ない間に髪も伸び、装飾も変わり、香も変わったけれど…
間違えるはずの無い…
「セルバンテス…」
優しい瞳、愛しい指先、何も変わらない、奴の口づけ。
「…待たせてごめんね。寂しかったかい?」
息を飲む、瞬間。声をあげてしまいそうなのを、グッと、押さえ込んだ。
「フンッ…わしが、そんな弱く見えるか?」
なるべく平常を保っているように見せ…声を、震わせないように…
「そうだね、君は強いものね…」
そっとやさしく、キスをされる。
泣いてしまいそうなのを堪えて、心臓が、早くなるのも、気づかれないように…―――――。
「あぁ…こんなに冷たくなって、(チュッ)ここも…(チュッ)ここも…(チュッ)
でも、ココだけは、変わらずに熱を持っているね…v」(スッ)
「あっ…セル…」(ピクッ)
「寒い思いをさせたね…でも、今は思う存分僕を感じて…」
奴の熱い舌がわしの体を溶かしていくように、首筋を這い、胸に吸い付き、腹を舐め、そして…
「っあぁ!!」ビクッ!(チュッチュルッ…)
「フフ…すごい反応だね。まさか、自分でしてたりしなかったの?」(チュクッ…)
「そんな…っ///わしがそんな事をっ…////」カァッ…///
フフ…「かわいいよ、アルベルト…。じゃあ、今日はたくさん、気持ちよくさせてあげるよ」(ちゅ゛るっ…!)
「っあぁあ!!(ビクッビクッビクッ!)セルッ…!くぁっ……っ」
もう、声が抑えられない、もう、抑えることが出来ずに、奴の、口の中に性を放った。
「はぁ…っはぁ…っ…っ」
「んっ…(ゴクッン…)濃いなぁ、溜めすぎだよv」
「はぁ…っはぁ…っはぁっ…ば、ばかもの…////」
何度目になるか、分からないキスをした。何度も、何度も、。
背中に回した腕に、お前の熱を感じ、お前の声が、わしの耳にだけ届き、お前の瞳に映るのは、わしだけで、あぁ…
「コッチも、口をパクパクさせて…」グチュ…クチュクチュッ
「んっんっ…///」
熱い…全身に火がついたように熱に浮かされる身体。
でも…でもまだ足りない。熱が。お前の熱が欲しいっ…!
「セル…もう…」ハァ…ハァ…///
涙を湛えた瞳で見つめると、セルバンテスはそっとキスをして…。
「いいよ、存分にお食べ…」
深く、息を吐いた。奴の熱を…中に受け入れる為に…。
クチュ…ググッ…
「っ…!
…?
セ…ル…?」
しかし、わしの中に触れたのは、熱などもっていようもない、冷たい、冷たいモノ≠セった―――――。
=ズッ…!!「ッ!?;」
「セッセルッ!?;何をっ…」ガバッ(上半身を起こす)
グッ!(その上半身をもう一度ベッドに押し倒す)ドサッ「フフ…向こうでね、面白い物を見つけてね。君が…喜んでくれるかなぁ…って」ググ…(挿入続行)
グチュッ…ズルッ…ズプッ…ズッ…ズチュッ…(ピストンピストン!)
「やっ…!やめろっ!!セルバンテスッ!!ヤメロッ…ッ」
硬く…冷たいモノ≠ノ、中の熱を奪われていく。
わしは…こんなモノが欲しかったんじゃないっ…!
わしは…
「いや…だっ!…いや、ああぁ!やめっ…やめろっ…んあ!ああっ!!」ビクビク!!
それでも…それでも熱に中てられた体は、こんなモノにでも喜びを覚えてしまう。
ギリッ…
手に力が入る。奴の腕に、わしの指が食い込んで血が滲む。それでも、奴の手が止まることは無く、奴は、わしの顔を見て、微笑んでいるだけだった。
それは、好奇とイタズラに微笑む、そう、ちょうど、子どもが玩具で遊ぶような…反応を見て、楽しむような…
「あぁっ…だ、いや…っビクッ!セル…ッ
イキたくないッ!!」
こんな…お前じゃない。熱を持たない、モノでなんて…。
「いいよ…イっても。僕が…見ててあげるから…。さぁ、僕に見せて…」
っ…!! ドクッドクッドクッッ!!
セルバンテスの言葉と共に、自分の腹の上を、白く、精液で染めあげた。
「はぁ…はぁ……」
「アル、どうだった…?気持ち良かったかい?」ペロ…(玩具の先っぽを舐めつつ)
「…っ
まだっ…足りないっ…っ!」
精一杯に、訴えたつもりだった。
お前の…お前の熱が欲しい。
「フフ…いいよ。たくさんあげるv」
グッズチュッ…ズプッ…ッ
「!!っ…ひっ…セッ…!」
しかしわしの願いは叶わず、わしを貫くのは冷たいモノ=c
「ほら、これはココを押すとね、もっと気持ちよくなるんだよv」
カチッ(((ヴヴヴヴヴヴヴヴヴヴ〜〜〜〜〜ッ!)))
煤uうあぁあっ!!!」ビクッビクッ!
わしの中でうねるように動き出したそれは、わしの内壁を擦りあげるように暴れてゆく。
こんな…っこんなキカイなどに…っ!
そう思う気持ちも、全て中の動きに削り取られてゆく。
「くあっ…あっ!ああぁ!!あっ…ん……っ!!あぁ!!…っあっ…っああぁっ…」
頭では、何も考えられなくなって、声を、抑えることもせず、犬のように涎を垂らして、女のように喘ぎちらして…そんな姿を、奴に見られながら、抗う事もできずに………
何度も何度も…わしはイかされた。
セルにではなく、セルの持ってきた玩具≠ノ…
わしは何度も…
「アル…素敵だったよ…(チュ)
アルも…スッキリできたしねv」ナデナデ
「僕はまたこれから、出かけなくちゃいけなくてね…。
じゃあね、アルベルト、おやすみ(チュ) あぁ、ソレは君にあげるねv寂しい時にでも使ってv」
ガチャッ…キィ…バタン…………………………。
暗く…冷たい静寂…。
この部屋は、何故こんなにも寒いのだろう…
あんなにも、待ち望んでいた奴の手…
やっと、触れられたのに…
どうして…
どうして…この部屋は…わしは…
まだ、冷たいままなのだろうか…?
わしは…
泣いて、泣いてしまえれば楽だったのだろうか…
全て騙せたら…
嘘でも…
喜べたら…
お前の熱はわしではない、他の誰かに向けられていて…
わしは…奴にとって、ただの――――ー…
――ー…思いだしてみれば、あいつのあの顔、あれは、
子どもが捕ってきた蝶を、ゲージに入れて、
キレイだからと、面白そうだからと…
どうなるのか…知りたくて、蝶の羽を…
…むしる。
そんな時の顔を、していた…。
羽を失った蝶は、もう空に帰ることは出来なくなり、ただの地を這う芋虫に成り下がる。
子どもは、蝶の羽根の大切さを知り、そして、取り返しのつかない過ち≠ノ、自分の愚かさを知る。
そうか…わしは地を這っているから、ココはこんなに暗く寒いのか…
「フフフ…ハハハハハ…」
空はとっくに飛べなくて…
羽の無い蝶になんて…何の価値も無くて………ー
■失楽園11 「泥酔」
暗い。暗いよ!!
アルタンが暗い闇の中をもがくのが書きたかった!
セルバンテスにっ…!会えて嬉しくてチュッチュッするんだけどっ…!自分と思っていたのと違くてっ…!ショック受けちゃうっ…!
あぁっ…!アルタンッ…!!もっと泣けっ…!!(なんて奴だ)
ねぎさんの文章力ががががががg
いや、分かりやすさこそ正義!!
いいのさ!セリフだけ小説(?)でも!
ふいんき上等!
セルとのエッチvアルタンメッロメロやんwwww腰ガクガクやん!!
どんだけアルタンセルのこと好きなんだよwwwwww
わーアルベルトが感じまくってる!ツンデレドコ!?
えー私はアルタンツンデレ推奨派ではないので!!
アルタンは素直な子だと思っているので!!特に盟友だしね!!久しぶりだしね!!
ココでお気づきだろうか、セルバンテスは服も脱いでいなければアルタンに好きや愛してるを言って無いのです!!ドン!(意図せずこうなった)
いや、別にセル言ってもいいけどね、でも他の子にも同じように言ってるんでしょ!
えー失楽園は、副題に蝶をコンセプトに持ってきているので、蝶の話が不自然に出てきます。ハァハァ
アルタンは籠の中のキレイな蝶ちょなんだよ。観賞用のキレイな綺麗な羽を持つ蝶。
でもアルタンは蝶じゃないからね、愛がなくちゃ生きられないよ。
誰かに相手にされないと人間は死ぬんだよ。他人の目が無いと生きてイケナイー。
アルタンは依存しているわけではなく、本当に本当に寂しいんだお。それだけなんだお。
でも夫以外と浮気するのは悪いと思ってるんだお!!だからお前を待っていたに…
でも本当に好きな人なのに、玩具で相手されてショックを受けるアルタン。
愛なんてないよ、玩具に愛なんて感じないよ。冷たいよ。冷たいよ。
一緒に、一緒に気持ちよくなりたいのに、ソレがsexなのに、一人だけイかされて、ずっとそんな姿を見られて、恥ずかしくて、自分だけで、
自分を抱く価値はもう無いと思われているのかって、もう、貴方の相手にはなれないの?って、もう、飽きられてしまったのね…って…。
くすん。
あーどんどんセルがヒドイ奴になっていく。
あ、セルさんはまだまだ酷くなります。^^
でもねーセルと離れられたとしてもさぁ、戴宗さんには妻子が居るからねーアルタンはくっつけないんだよねー。
ほらそこに大作とサニーちゃんの問題とかあってさ、子どもを不幸にはさせたくないって思いがさー。(離婚が不幸になるっていうのもあれだけどねー)
うーむこんなことを語っては駄目か!?しかしこれには不倫の悲しさともどかしさと情熱と背徳心(ry
人妻は俺の永遠の課題です。